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月別アーカイブ: 10月 2011

第10回 名古屋CV・PRM勉強会

勉強会の名前としてはCV・PRMLと、コンピュータビジョンの他にもパターン認識・機械学習を狙いつつも、基本的にコンピュータビジョンでしたが、今回は機械学習の話がメインでした。
  • 日付:2011年10月29日(土) 13:30 – 17:00
  • 場所: 中部大学名古屋キャンパス 6階大ホール
  • イベントページ:http://bit.ly/ncwhJ6

金融市場分析のためのパターン認識と機械学習 ~ テキスト・マイニングの応用例 ~

発表者:松井先生(中部大学)

これまで何度も参加していただいている松井先生に話して頂きました。最近の機械学習を用いたテキスト解析による金融市場分析の話でした。先生自身の研究内容も含めて、新聞の記事などに含まれるキーワードから金融の流れを予測するというものです。最近の研究だとTwitterのつぶやきから予測するものもあったりで面白かったです。SVMの詳しい話もあったりと、かなり機械学習寄りのお話でした。

論文紹介:”Photo-based Question Answering, “Tom Yeh, John J. Lee, Trevor Darrell, ACM Multimedia 2008

発表者:林くん

画像をクエリとして与えることで、その画像が何であるかを応えるシステムを作る論文でした。途中に人間が介在して、間違っていたら修正していくことでより良いシステムを構築しています。

論文紹介:Domain Adaptation for Object Recognition: An Unsupervised Approach,” Raghuraman Gopalan, Ruonan Li, and Rama Chellappa, ICCV2011

発表者:尾崎くん

去年、今年と流行しているドメイン適応(知識転移、転移学習)という考え方で物体を認識するという論文でした。ドメイン適応は、あるドメインで学習した識別器を別のドメインでも適応可能にするという、なんというか分かりそうで分かりにくい概念みたいな手法です。私も結構前から理解しようとしてはいるのですが、まだまだ時間がかかりそうです。この論文では、あるドメイン(実写のノートPC画像)から別のドメイン(AmazonなどのノートPC画像)の見た目の違いを多様体中の軌跡として表すことで、その間の転移を学習するというものでした。

Compound Reinforcement Learning(複利型強化学習)

発表者:松井先生(中部大学)

最後にもう一度松井先生の話でした。時間がギリギリになってしまい駆け足でしたが、金融の予測に対する強化学習の話でした。コンピュータビジョンの分野では予測しながら再度学習することが少ないので強化学習は名前は聞くものの触れる機会がなかったため、話が聞けて良かったです。内容としては、予測した結果から得られた報奨を用いて強化学習することで、予測精度を上げていくというものでした。